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わからないということ
世の中は、わからないことがいっぱいです
ましてや病気となれば、何でもすぐに診断できたり原因がわかるものばかりではありません
僕は、自分が患者さんの問いに対してどうしてもわからないときは正直にわかりませんと
言います。中には、お医者さんのくせにどうしてわからないのなんて言われることも
ありますが、わからないものをわからないと言う勇気が大切だと思います。
若い先生の中には、はっきりと診断がつかないものを適当なレントゲンなどの所見に
かこつけて誤摩化して?いる人もいます
これは、医療だけではなくすべてにおいて同じとおもいます
誰だって、わからないこともあるのです。総理大臣でも同じと思います。
でも、正直にわからないことを認めそれからどうするかが大切といつも考えています。
一人の営業マンがいました、トラブルがありいろいろと言い訳のようなことを言ってましたが
話が二転三転するので、誤摩化さないでわからないならはっきりと言いなさいと
少々厳しく言いました。
彼は、まだ若いですが、一度口先で誤摩化す営業を覚えるといい営業マンにはなれないよと
話しました。彼の目には涙がにじんでいました。
彼は、きっともっといい営業マンに変わるとおもいました。