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すもうとJAL
大相撲の八百長問題! たいへんですね。どうして、次から次へと問題がおこるのでしょう?
組織というものは、大きくなる、そして長くつづくと必ずひずみがでてくるものとおもいます。
病院も然り・・・
おおみや整形外科もおかげさまで事故もなく順調に診療をつづけています。とくに5年目をすぎてからはいろいろな面で安定したとおもいます。
これは、とてもいいことで経営的にも、仕事的にもいい時期なのですね。
でもここが落とし穴の気がします。安定したと思ったその瞬間から不安定への道が始まっているとおもいます。安定しているから、全体が違う方向に進んでいても間違いに気づかなくなります。
気づいた時には、何年も経って立て直すには大変になるのです と私は考えています。
今週火曜日には、医療の接遇を専門にしている先生に鹿児島からわざわざ来ていただき全員参加のセミナーを2時間少々する予定です。午後を休診にしてです。 患者さまにはまことに申し訳ありませんが、ご理解いただきたいと思います。
この前、ガイアの夜明けにJALの再建のドキュメントがありました。 見たひともいるでしょうけど
JALの経営を再建させるために、経費を削減するだけでなく 一人ひとりの社員がもう一度JALに乗ってほしいという気持ちを持って取り組んでいる姿に感激しました
実際にJALに最近搭乗したときの機長さんの機内アナウンスには感動するものがありました。
放送の中で、ある機長さんが経営のことなんか一度も考えなかった、お客様にまた乗って頂きたいという
気持すらもたずに乗務していたとのことでした。今は、もちろん違うでしょうけど、大変なことだったと思います。
病院は利益を追求するところではないので企業とはことなりますが、患者さんに敬意を払い元気になって頂きたいという気持ちを持ちつづけることは大切なことと思います。
これが、忙しいとおろそかになりがちなので気をつけたいとことです。
利益を追求しないからこそ、その仕事は神聖で尊いものであることを認識したいですね。
この1週間は脅威的に忙しいかったですが、なんとか乗り越えられたのも全員がこの気持ちをもっていたからと思います。もっともっと磨いていきたいですね。