福岡県行橋市の脊椎外科専門の整形外科「おおみや整形外科」腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・脊柱変形・脊椎脊髄腫瘍等

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やっとブログを書く気になりました

昨年末から、色々とありブログをほとんど書いていませんでした。本当は、もう書くのはやめようと

考えていました。仕事が忙しいのもありましたが、色々と悩むことも多くてブログを書く気分ではありませんでした。

2月は、休みを取ろうと考えていましたが、ほとんど休むことなく人間ドッグにも行けずじまいでした。病院は順調でしたが、なにか足りないものを感じながらの毎日でした。

今のままではいけないと考えながらもなかなか答えはでない日々で、時間を作ってはいろんな人に会いました。

そして、ふと気がつけばなんとなく病院内に不協和音が聞こえるような気がしました。
これでは、いけないなんとかしないと考え続けるこのごろでした。

ここ2年ぐらいは、出張や旅行に行くとき飛行機は日本航空を利用しています。

みなさんも知ってのとおり、2年前に破綻した会社です。破綻前に、サンフランシスコ往きに乗りましたが、贅をつくしたサービスでしたがここまでしなくてもと言う感じでした。

そして破綻してすぐ同じ路線に乗ると、驚くほどサービスが変わっていました。正直悲しい気分でした。

それから、それでも何回か乗り続けると目に見えてサービスや対応が変化していくのが、わかりました。そして、ここ最近ですが、ほんとうに日本航空は変わったと思いました。

通り一遍のサービスではなく、お客さまひとりひとりを大切にサービスをしていると感じられました

それは、飛行機の中だけではなく空港の中でも出発前も、到着後もでした。

こんな大きな企業が、わずか2年の間にこれほど変化するとはと思っていましたら、
プレジデントという雑誌に稲盛和夫氏の叱り方と題してJAL再建の道のりが特集されていました。

これを読んで、私は正直、感動して涙がでました。

この本の中に書かれていることは、JALに限らず多くの企業やもちろん当院にも適用されることでした。

同じことを長年しているとどうしてもマンネリ化したり、初心を忘れてしまいます。
悲しいことですが、これが普通のことなのかもしれません。そうなると多くのトラブルが起きたり
ひどい場合は会社が倒産してしてしまうなどの悲劇につながります。

おおみや整形外科では、常勤非常勤を含めると60~70の人が仕事をしています。関連の人を含めるさらに多くの人が関わっています。

家族まで、考えたらとても多くの人数です。ここまでなるとやはり、もう自分の病院という感覚よりももっと大きな視野にたたないといけないと思います。

病院のスタッフ、家族、そして多くの患者さんに対して責任があります。

稲盛会長は、JAL再建の中で利他の心を大切にされました。人は、どうしても利己の心を一番に考えがちです。この心に負けずに利他のために尽くすことは簡単ではありませんが、とても大切なことと思いました。

また、フィロソフィを持つことの大切さも言われていました。その一部を紹介しますと、

すばらしい人生を送るために  人間として何が正しいかで判断する、小善は大悪に似たり、体善は非情に似たり、美しい心をもつ、自ら燃える、能力は必ず進歩する

そして、新しい計画の成就は只不屈不撓の一心にありさらばひたむきに只想え気高く強く一筋に

まるで、学校のような感じですが僕はすばらしいと想いました。

僕の人生はとっくに折り返しています。後何年生きることができるかはわかりません。

しかし、ここにきて思うのは人生の幸せとはお金でも物でもなく、一人でも多くの人を幸せにする
ことではないかと思います。

これは、患者さんのみでなく私と働いてくれるスタッフ、家族、関係者すべてです。

この2ヶ月間、つらいことがあり人生について本当に考えさせられました。

それも、なんとか乗り越えることができ春がもうすぐ来そうです。

4月からは、また新しい年度が始まりますが心新たに頑張っていこうと思います。

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