福岡県行橋市の脊椎外科専門の整形外科「おおみや整形外科」腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・脊柱変形・脊椎脊髄腫瘍等

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カンザスシティーまで行ってきました

先週、米国カンザスシティーまで行ってきました。20数年来の友人を訪ねて行ってきました
2年ほど前に日本で久しぶりに再会した親友でしたが、だれもアメリカまでは訪ねてきてくれないと言ってたのを覚えてて今回訪ねることにしました。

ここ数年は、青春時代からの友人や先輩後輩を訪ねたり、招いたりしています。
ほんとにいいですよ。昔からの仲間に会うと…

もちろん懐かしい話しにも花が咲きますけども、20年以上社会を生きてきてそれぞれの生き様を
見ることができてとても勉強になりますし刺激にもなります。お互いが刺激になるところもあると思います。こうした人間関係は、生きていく上で大きな財産になりますね。

考えれば、もういつ人生が終わるかもしれませんし世の中なにがあるかわかりません。
だから、仕事も一生懸命しますがこうした時間も大切にしています。

しかし、カンザスシティーはとても遠かった…
だれもなかなかいかないかなと少し思いました。しかし、西海岸とは違う古き良きアメリカを見るようで、あまりにも日本の影はありませんでしたね。いい経験ができたと思います。

私の友人はといいますと、カンザス大学のメディカルセンターの研究所にて教授をして頑張っています。もう渡米して20年以上、言葉も文化も異なるアメリカで本当に頑張っているなあと驚きました。

留学する日本人は多くいますが、働くとなると全く次元が違います。友人は医学部の研究者なので
日本にいるときのように、医師のアルバイトをして生計を立てながら研究をするなんて悠長なものではありません。

自分個人が、日本でいう厚生労働省にかけあい研究助成金を政府から取ってくるところから始まります。それが至難のわざで簡単に取れるものではありません。それまで積み重ねた実績やこれからの展望や研究のテーマなどすべての資料を整えてこれに挑んでいくそうです。

そこで選ばれると数億円の助成金が5年ぐらいの期間で支給されそれを持って大学の研究所と契約して自分の研究室をもてるのです。なので、実績があがらずいい仕事ができないと次の助成金がとれませんから、その時点で大学を去り次の人生を考えねばならないという厳しいものです。
ここでも日本はとても恵まれているなあと思いました。

彼のもとには、世界中からアメリカの大学に集まった優秀な助手たちが集まり彼のような研究者を目指して切磋琢磨していました。その助手のお給料も彼が払っているとのことでした。
ともあれ、自分の地位になんの保証もないところがほんとに厳しいなあと思いましたが、だからこそいい研究ができるのかなと感じました

日本でつまらないことでクヨクヨしてる場合ではないなとほんとに感じ気持ちを新たに帰国することができました。当院にもたくさん職員がいますが、私を含めてだれもそこまで追い込まれることはありません。自分にもっと厳しく生きて行こうと改めておもいました。

機会があれば、世界にでて色々な人や物を見るのは勉強になりますよ
彼のさらなるアメリカでの成功を祈るばかりです ノーベル賞とってくれないかな…

 

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