今日は、夕方からコンサートに行ってきました。

辻井伸行のピアノコンサートです。福岡アクロスシンフォニーホールで行われました

彼は、全盲なのですが弾き始めるときもなにも確認せず、いきなり鍵盤をたたけるんですよ。

どうして鍵盤の位置がわかるんだろうと思いました。

モーツァルトから始まり、ベートーベンと弾きつづけ、アンコールでは

様々な曲を披露してくれました。最後の曲は、それでも生きていくという題名で

先の震災の後に、被災者のことを思い作ったものでした

ピアノのソロのコンサートは初めてでしたが、その音色のあまりの美しさに

圧倒されました。ピアノだけで、こんなにも人々の心を惹きつけることができるなんて

正直、思ってませんでした。きっと、彼が全盲であるというハンディが

その音色を清らかなものに変えているんだろうなあと感じました。

彼自身もほんとに心の清らかな人なんだなあって伝わってくるコンサートでした

おかげで、今年１年の色々あったいやなことも洗い流されたような感じでした。

あと２日、清らかに外来をしたいと思います。