福岡県行橋市の脊椎外科専門の整形外科「おおみや整形外科」腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・脊柱変形・脊椎脊髄腫瘍等

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今日の出来事

本日は、接遇の研修がありました。本日のテーマは言葉遣いでした。

この部分は実は一番難しいところです。残念ながら、私自身は所用がありどうしても出席できませんでした

最近の、傾向としては言葉遣いがみなさんとても悪いと思います。これは、当院に限ったことだけではなく

社会全体の問題のような気もします。

私は、医師として経営者として言葉を巧みに使うことができます。これは、もともと持っていたものも

ありますが、多くはこれまでの人生の中で学んできたものです。

ものの言い方、説明の仕方、説得の仕方、あらゆるシーンにて言葉を使いますが、

かなりのレベルで話ができる自信があります。でなければ、今のような病院を立ち上げ

経営していくことはできなかったでしょう。そのすべての根源が私が話してきた言葉に

あるといっても過言ではありません。一つ、言葉の使い方を間違えれば今のおおみや整形は

なかったかもしれません。それぐらい、言葉には気をつけています。

丁寧な言葉、想いのこもった言葉、乱暴な言葉それぞれですが、すべて意味があります

病院の中では、私はどのスタッフに話をするときも同じように話します。

事務の女性でも、看護士さんでも、リハのスタッフでも、掃除のおばさんでもです。

でも、院内で聞き耳をたてていると皆さんそうではありませんね。

ある人には丁寧に、ある人には上から目線、ある人には適当になどなど 様々です。

どうしてでしょうか? 大きな病院ならともかく小さな病院ですがから、その温度差は

すぐに伝わります。資格がある人が偉いのでしょうか?無い人が劣るのでしょうか?学歴のある人が

言うことが正しいのでしょうか?

言葉について、もっと考えてもらいたいと思います。

もし、私があるスタッフには厳しい言葉遣いばかりして、あるスタッフには優しい言葉遣いを

するように明確に分けたらどうなるでしょうか?

厳しい言葉をかけられるばかりのスタッフはやめるでしょう。その反対のスタッフは

逆に自分は特別なんだと勘違いするかもしれないでしょう。

ですから、私は皆さんに同じように接します。厳しく指導することもありますが、それは大切な

意味を持ってのことです。

私だけでなく、私以外の人でも同じように言葉使い分けらたら、分けられた本人はいい気持ちは

しないでしょうね。

私は、全くの自己資金なしでこの病院を開設しました。通常、ほとんど不可能なことです。

それができたのは、言葉の力のおかげです。

言葉の力で多くの方が動いてくださいました。

そして、多くの患者さんと接することができました。

もうすぐ開院して7年が経とうとしています。年間400例近くの手術、それも難しい手術ばかり

すべてが何もなく自然に患者さんが回復するのではありません。

普通これぐらいの症例の手術をするととんでもなく重大な問題が起こるのが普通です。

でも、起きてはいません。なぜでしょうか?考えてみてください

外来も同じです。これだけ来院者が多ければ、度々問題が起こるのが、普通でしょう。

でも、あまり表にはでていません。それは、最前線のスタッフの賜物かもしれません。

接遇の研修をしていますが、何のためにしているか考えてみてください。

私は、病院のため患者のためもありますが、一番は自分のためと思います。

私は、皆さんに不幸になってほしくありません。厳しいの世の中ですから、

言葉一つで自分の人生が変わってしまうようなことに巻き込まれることも

良くも悪くもあると思います。良くならいいですけど、悪くならとんでもないですよ

そうならないためにも、今一度言葉遣い考えてほしいと思います。

ある大臣が、被災地でとんでもない言葉遣いをしましたね。

あれをみて立派と思った人はいないでしょう。

私も、院長だからといってあのような言葉づかいをしたら病院は潰れるでしょうね。

でも、昔はそんな先生もいた時代がありましたね。

今では、もう時代が違いますが

言葉が持つ力を改めて考えた今晩でした。どうかみなさん考えてみてください!

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