福岡県行橋市の脊椎外科専門の整形外科「おおみや整形外科」腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・脊柱変形・脊椎脊髄腫瘍等

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元気をだして

約1年ぶりに書くブログになりました。昨年の今頃はウルトラマラソンに向けて走り込んでいたました。そして今まさかこんな時代になるなんて想像もできませんでした。

ウイルスによって大きく生活がかわってしまいましたね。私だけでなく皆さんそうでしょう。日本でこのウイルスが流行し自粛の生活が始まりました。振り返るととても長い時間が経過したように思えるのですがまだ数ヶ月しか経過していません、、

そんなふうに感じるのは私だけでしょうか?楽しいことはあっという間ですがそうでないことはやはり長く感じるものでしょうか?

おおみや整形外科でも当然様々なことが変化し影響を受けました。そして現在も先の見えないこの事態に影響を受け続けています。

当初は恐怖と不安の気持ちでいっぱいでした。私は経営者ですからこのおおみや整形外科を守らねば、スタッフの生活を守らねばと日々、頭の中はいっぱいでした。

私に限らず、経営者や働いている皆さんも不安を抱えていることと思います。

でもあるときを境に考え方を変えました。必死に生活を守ろうとしている事業者の方々の姿をみて、、、

開業前のことを思い出しました。おおみや整形外科を開業するにあたり2年の準備期間を要しました。早くに勤務医を辞めて実現できるかどうかわからない夢を追っていたときのことを思い出しました。

初めは、だまされたりして開業を辞めて無医村に行こうと考えたこともありました。

それでも諦めないで頑張り、おおみや整形外科を開業することができました。

私の実家は資産家でも医者でもありませんし、自分の力と意志を持ってのみで

開業に漕ぎ着けました。

とても苦労しました。悲しいこともありましたし嬉しいこともありました。

でも開業することができたのは信頼と人のおかげでした。

いま、そのことを本当に思い出します。今回のこの大きな試練はある意味で自分をもう一度原点にもどし、もう一度スタートをきるいいきっかけになったと最近ははよく思います。

そう思い始めてから時間を見つけては色々な分野の事業をしている仲間を訪ねては

応援し、またそのことで自分自身をふるいたたせるようになりました。

最近の話ですがあるお店を訪れたときのことです。前からよく知っているいい雰囲気の店です。ちょっとお客さんも少ないようでしたのでふらりと訪ねると、先生、手をだしてくださいと、、

その後しゅっしゅっと消毒液が手にかけられました。店主はとても愛想のいい方ですが、マスクは当然してとても表情がこわばっているようでした。いつもの元気もないし、、

私はなんだがとても悲しくなりました。いつもここにきたら気持ちがやすらいで

とても癒されていたのにこれではその逆だなあと、、、

マスターに話しました。こんなときだからこそ元気をだそうよ。どうして店をしてるの?店の目的はなに?気持ちはわかるけど、こんなときだからこそきてくれるお客さんに少しでも元気をあげられるようにがんばろうよ、それがマスターに出来る最大限のことだし、店本来の姿だよねと

いつの間にかにふたりとも涙があふれていました。つらくてもひとにはそれぞれの使命があると強く感じました。

おおみや整形外科でもスタッフにはなしました。こんな不安なじだいにここを訪れる患者さんはとても困っているはずだからいつも以上に懸命に診てあげてすこしでも元気になってかえってもらおうと、、、

ころなで不安もあります。ストレスもあります。みなさんもおなじでしょう。

知らないうちにころなというストレスにさらされている人もたくさんいます。

でも負けたくないです。人と信頼。気持ちを強く持ってひとりでも多くの苦しむひとを助けたいとおもいます。いつも以上におもい症状で来られる方や手術になる方がおおいようにも感じます。昨日も朝から3名の脊椎手術をしました。つかれましたが気持ちは穏やかです。

いま自分にできることをしっかりとやっていきたいとおもいます。

そしてそれを支えてくれる副院長をはじめスタッフの皆に感謝したいとおもいます。

目の前にいる患者さんに向き合ってこれからも進んでいきたいですね

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