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外は雪ですね
今日は、朝から雪が降ったり止んだりです。夕方になり、少し雪が強くなってきたようです
明日の朝、積もらなければいいなと思います
雪が降っても朝早くから来院される患者さんもおられます
有り難いなとおもいますし、期待に答えねばとも思います
昨晩は、大学時代のテニス部の後輩たちと集まり食事をしました それぞれが、その道では
熱く頑張っいて、テニス部の伝統を感じるような会でした
みんな苦労してるなあと思いましたね
私も、色々と迷うことはありますがやはりこの仕事が好きですね
ブログにはつい、大変だ大変だと書いてしまいいけないなあと感じています
最近、自分にとって人生で何が大切かということを考えてみました
そんなことを考えていると、患者さんと話したりふれあうことが本当に自分にとっては
大切な時間だと再認識するようになりました
苦しむ患者さんが、笑顔で退院されるとき なにものにも代え難いものを感じます
私が、知る限り患者さんが悪くなって喜んでいるような医師は一人もいません
たくさんの患者さんを手術しているとすべての患者さんが順調に経過していくわけでは
ありません 中には思うような結果が得られない場合や残念ながら再手術を
しなくてならないこともあります
多くの方は問題なく経過されますが 一人でも経過が思わしくない人がいると
なぜか何が起こっているのかと、その患者さんのことがいつも頭から離れなくなります
中には、経過が思わしくない患者さんに背を向ける医師もいますが
私は、そうした患者さんにこそ日々向き合うようにしています
結果的には、そうして向き合うことで私が知る限りでは悪い方向に行ってしまった
患者さんはいません
とくに、手術後の合併症や予測が難しかった病態が発生したときに再手術を勧めるときが
あります そんなときは、悪いことをしている訳ではありませんがずいぶんと
悩むものです こんな経験はどんな科目の先生でも経験があるのではないでしょうか?
ただ、今まではほぼすべて患者さんが、もう一度とお話したときにお願いしますと
言ってくださり 本当に頭が下がる思いです
そんな患者さんの気持ちにも また支えられているとも思います
治療を受けてくださる方に感謝しながら、ベストを尽くさねばと思うこのごろです
先日、ふと見たテレビの番組であるグループのボーカルの人が
自分が一番したいことは何か、また生きていると感じられるのはいつかという問いに対して、
ステージからお客さんの顔を見て
そのお客さんが素晴らしい笑顔で喜んでくれているその瞬間だと話していました
だから歌うことをやめられないと
まだ、若い人でしたがいいことを言うなあと思いました
自分の人生を満足させてくれるものは何か?
物でもお金でもないと思います 分かっているようで見失いがちだなとも思います
外は雪でまだまだ寒い冬ですが、暖かな春を待ちながら自分の気持ちも暖めていきたいと
思います