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懇親会
この1週間は11例の手術をしました。夜間まで、手術をしたのは月曜、火曜、木曜でした。
僕は、水曜、金曜と手術の無い日は人に会うためにでかけて帰宅は零時ごろでした。
さすがに疲れましたが、今日は一日雨降りなので自宅で映画、読書、デスクワークとしていました。
そして、ブログの更新となりました。
金曜日の夜の会合は、新小文字病院の脊髄脊椎外科の先生と行橋の若手の開業医の先生との
懇親会でした。これを企画してくれたのは、仲良しの小柳先生でほんとうにいい機会を
作って頂きました。病院の名前をしれども、やはり会って話してこそだなと思いました。
小文字の先生方は、まだ若い先生が主体でしたが、目がほんとに輝いていてとてもパワーを
感じました。センター長の西田先生は僕よりも年配ですが、とてもさわやかでやる気満々の
先生でした。非常に刺激を受けたのと、北九州に赴任してきたころの自分を思い出しました。
今から15年前でした。医療センターでは、1年間に10例程度の脊椎手術しかありませんでしたが、
自分が赴任してから20倍、約200例まで症例数を増やしました。
学会も発表しまくり、国内のみならずアメリカやヨーロッパまで行き発表したり、
手術の見学にいきました。いいことは、どんどん導入して毎日夜遅くまで仕事をしてました。
そんなころの自分を、見ているようでこの将来のある先生たちに何かできることがあれば
できるだけのことをしようとおもいました。
私が、若い頃は医局に属さない医師はアウトローのような存在で見られていましたが、
もうそんな時代は完全に終わりを告げたと思った瞬間でした。こんなことは、これからまだまだ
加速して、大学だろうと病院だろうとやる気と実力のある人が活躍できる環境が日本でも
できるとおもいました。
現に、アメリカでは、メイヨークリニック、クリーブランクリニック、ホスピタルフォースペシャル
サージェリーと言った、民間の病院が全米の医療をリードする存在でもあります。
日本にも遅かれ早かれその風は、大きく吹いてくるかなと思いました。
おおみや整形外科をいつまでできるかわかりませんが、そんな時代の風に乗らなければ
ならない日がくるかもしれないなともおもいました。
このところ、落ち込むことの多いこともありましたが、少し頑張ろうとおもいました。
また、講演の依頼があり頑張ってさせていただこうとおもいました。
小文字の先生、小柳先生ありがとうございました