ブログ
秋はすぐそこ
とても暑かった夏もようやく終わりが近づいてきました
朝晩はだいぶ秋めいてきましたね。昼間でも日陰はだいぶ涼しくなってきました。
今年の夏は本当に暑くて、なんと2回も熱中症になってしまいました。1回目はほんとにひどくて発症してからは歩くこともできなかったです。その直前までフルマラソンを走っており完走してゲストの川内優輝選手と記念写真を撮った後でした💦
水分はまあまあ摂取していたつもりでしたが、見通しが甘かったようで気がついたときにはすでに手遅れでした
慌てて水分を取ろうとしてももう取ることができませんでした。なんでも気分が悪いのですぐ吐いてしまい、水分を取る事はできません。頭がクラクラでまっすぐ歩けず、身の置き所がないといった感じです。
通常ならばこのまま救急車に乗って救急外来で点滴というパターンだろうなぁと思っていました。
道端の日陰で何とか寝て、OS ONEのゼリーを吐かない程度にちゅるちゅると飲みながら何とか耐えているとだんだん回復して車に乗れるようになりましたので帰宅しました。もちろん連れて帰ってもらいました🥲
幸い大事には至りませんでしたが、体力のないお年寄りや子供さんはこのような状況から不幸なことになるんだなと思いました。
熱中症になるといつもの体調に戻るのに1ヵ月ぐらいかかりました。改めて熱中症の怖さに気づいた次第です汗
最近は体調の良い時もありますが、年齢のせいでしょうかあちこちを悪くしています。脊椎外科医の宿命でしょうか…私自身頸椎も腰椎も悪くなってます。長年長時間で同じ姿勢で立ち続けるというのがおそらく悪いのだと思います。
患者さんの腰の手術をして自分の腰や首の痛みがいつも出て苦しんでいます笑
レントゲンをとると腰椎が確実に悪くなってきており脊柱管もだんだん狭くなってきているのでいつかは手術だなと思っています。
首の調子も最近は良くなく基本的には首があまりぐるぐる回らないです泣
手術や外来を少し頑張ると首がとても痛くて手が痺れます。少し調子の良い時もあるのですが良かったり悪かったりを繰り返しているような状況でお薬や注射に頼る日々が続いています。
これでは一体どちらが患者さんかよくわかりませんね…
良かったことといえば日々の診療で患者さんの気持ちがより一層わかることです。先生にはこの痛みがわからないと言われても自分自身がとても苦しんでいるのでよくわかります。むしろ外来で見ている方は私よりもずっと軽い方が多い感じです。おかげで患者さんを治す事は非常に以前よりも簡単になったような気がします😅
頸椎のほうは腰椎よりも悪いのでおそらくこちらを先に手術しなければいけない日が来るのかなあなんて思っています。
もし急に1ヵ月か2ヶ月ぐらいお休みをとっていたらその時は手術をしたんだなぁと思っていて下さい。
そんな感じで健康の大切さを改めて痛感している日々です。それでも診療は待ったなしですので頑張ってやっています!特に手術については今まで以上に計画を入念に体力と心の準備をしっかりとして臨んでいます。
ベテランのプロ野球の選手が現役を続けるために陰で一生懸命努力しているそんな感じと同じと思ってください。手術に関しては特にプロのスポーツと同じような感じで最高のパフォーマンスを出すためにすなわち患者さんにとって1番良い治療をするために自分自身のコンディションを整えています。若い時はそこそこで整いましたが今はしっかりと考えていかないとベストコンディションを保つことができません。手術前日は禁酒!睡眠時間を8時間以上取るようにしています!全てが結果につながることなので日々が大切だと考えています。
このコンディションを保つことができなかった時は引退すなわちメスを置く時かなと考えています。
ただ若い時よりも良いこともあります。
多くのことを経験しているということです俗に言うベテランと言う事ですね笑
すでに5000件近くの脊椎手術をしていますが一例として同じ手術はありません。
当たり前ですがこうしたたくさんの経験を積むことが患者さんに良い治療を提供するという上では大切かなとも考えてます。まぁ自分でも限界だと思うまでしばらくは頑張ってみたいと思います!
思うがままにブログを書いているのでなかなか題材がぱっと思い浮かびません💦いつも考えてる事はたくさんあるのですが考えついたときにぱっと書かないとなかなか書けないものです。
今回は次回のテーマを決めておきたいと思います。次回はお医者さんとの上手な付き合い方について書いてみたいと思います。
それでは皆さん熱中症にはくれぐれも気をつけてください😅