しばらくぶりのブログになりました

11月１日で、開院して丸９年が経過し１０年目に突入しました。思えば、短いような長いような

いろんな事が、たくさんありました。嬉しかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと

本当に様々です….

そして、病院とともに自分も歳をとり最後の４０代の１年になりました。

ここ最近は、同級生が急死したり病気になったり、自分の年齢を感じさせられることが多かったせいか、なんとなくネガティブな気持ちになることが多かったと思います。

でも、自分と同じ年齢で開業した同級生や同じ歳で父親になった人もいたりして
そう考えれば、人生はまだまだ捨てたもんじゃないなって真剣に考えるようになりました

そもそも、どうして僕は医者になったのか、どうして行橋の地に病院を開設したのか
その原点を考えるようになりました。

時とともに大切ななにかを忘れかけていたような気分になりました

なんとなく、同じような日々の繰り返しでしたが、１０年目を機会に大きく気持ちが変化しました

面白いもので、そんな少しの気持ちの変化が、あらゆることへの変化に
つながるものなのです

外来も手術も、疲れはしますが、楽しくやりがいを感じながらできている自分がいます。

でも、それは忘れかけていた１０年前の自分でした。

もう少しで、どんどん老けていくところだった！

生活にメリハリをつけて頑張っています。

木村拓哉がアンドロイドになる、ドラマがありますが、電池がきれると、ばたっと寝てしまう

実は、僕もなぜか一瞬で寝てしまい、起きたらまたすぐに活動開始という不思議な感じを
体験しています。寝る前に、心の中で今日はスイッチオフと唱えて休み、病院についた瞬間
変身したようになるという、ここまで気持ちひとつで変わることができると…

でも、これはこの半年ぐらい間に、たくさんの人から力を頂いたおかげです。
その方達のためにも、患者さんのためにも、自分らしくいたいと思う日々です。

年末、ラストスパートの怒濤の手術の連続に外来ですが、なぜか心には気持ちのいい風が
吹いていますよ。