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12 月
12月は、忙しい、 なぜかというと、手術できる日が、実質3週間しかないので
それ以上してしまうと、必然的に年末年始の休みは全くなくなるのです
でも、そんな時に限りだいたい駆け込みの患者さんが来たりするもので
外来も冷や冷やもんなところもあります
今日は、久しぶりに私のブログファンの患者さんが定期検診に来院されました
もう3年になりますが、ついこの前のようのことと思います
まだ、若い患者さんで症状は腰痛のみ 腰痛とういのはピンからキリまであるので
診断がとても難しい、画像ではある程度わかるが神経のように系統的に診断できない
なので、すぐにはふつう手術はしないでとことん保存的に治療してみる
そして、どうしても治らずまた、そう治療しく経過でそのひとが、どれだけ本当に
困っているかを判断する そして、お互いが手術と方向で納得して初めてメスを
入れることができるのです。
その方は、劇的に症状が改善して今日に至ります
まだ、小さなお子さんのいる方で、もし手術して症状がとれなければ、
このまま、子供さんを抱くこともできないままにしてしまうかもしれないと
ずいぶん悩んだものでした
もちろん、すべての患者さんに対しても同じことで、その責任の重さを感じない日は
ありません
自分の娘のような年頃の子や、深刻な症状を抱えている人もいます
同じ患者さんですが、そんなとき自分にも大きなプレッシャーがかかります
決して、簡単にメスを入れることはできないのです
何週間も前から、ある患者さんの手術を何度も頭の中でシュミレーションします。
夢にでてくることも度々あります。
できれば、この手術はさけて通りたいと思うこともあります
でも、患者さんの信頼しているお顔を見たとき、自分に勇気を奮い立たせます
こんなことを考えているのは、実は私だけではありません
きっと多くのメスを持つ外科医は同じ気持ちをもっているでしょう
先日も、仲のいい先輩と飲んでいましたが、同じようなことをいわれ
先輩も同じ気持ちでいることに多いに共感したものです
さて、明日は、朝から4人の腰の手術です
寝る前に、自分に言い聞かせるために今日のブログは書きました今週と来週、今年の
最後をきちんと締めくくりたいと思います。