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TV番組から
日頃はあまりテレビ番組は見ませんが、ある1時間番組をたまたま見ました。
そこには、アメリカで成功したレストランオーナーシェフがでていました。
今では全米で屈指の予約のとりにくいレストランとして有名だそうです。
レストランは、ニューヨークやカルフォリニア(ナパ)、ホノルル、フィラデルフィアなどに7店舗
あるそうです。さすが、全米で成功されただけあって考え方の違いに感動していました。
アメリカにそのまま和食を持っていってもそれは全く受け入れられないそうです。
文化も違うし子供のころから培われた味覚も日本人とはまったく異なるからです
最初の一口でだめと思ったら、あとは全く口にしないのがアメリカ流
日本みたいにまずくてもなんとか我慢して食べたりしないのがお国柄でしょう
ですから、和食ではあっても完全にアメリカに合わせた和食にアレンジされていました
その考え方が非常に面白く独創的でした
これは、ある意味医療の現場にも通じる部分があると思いました
まったく違うコンセプトの病院をいきなり作ってもなかなかすぐには受け入れられません
今では、ヘルニアの手術を内視鏡でするのは一般的になりつつありますが、
私が、10年以上前に九州で初めてしたときには相当な批判を浴びたのを覚えています
新しいことをしたり、新しいコンセプトを導入するにはステップが必要ですが、
そのステップを間違えると全く無になってしまうこともあります
そのシェフの料理は食べたことはありませんが、番組で出てきた人は皆さんすばらしいと
言っていました。
でもシェフは料理の力は3割程度、あとは雰囲気であったりスタッフ一人一人の意識など
その他の要素が7割と言っていました。
医療もそうでしょう 私の技術なんてせいぜい3-4割と思います
あとは、その他の要素が成否を決めていると思います。
ですからほんとは、もっと多くのことをスタッフに望みたいと思っていますが
そこが難しいところなのです。料理ならオーナーと同じ料理人が何人もいますが、
医療の現場では、職種が異なるのが難しいところなのです。
看護師や事務系の人を教育するよりも若い医師を教育するほうが苦労も多いですが
簡単です。
今の一番の私の悩みです。どこまで思いが伝えられるか?
おおみや整形外科で働いていることに誇りをもち、希望をもっているか?
病院の院長さんなら、きっと同じような思いの人は多いでしょう。
今日は接遇の研修がありました みんなどう感じたかな
最近はいろいろなこともありブルーになることもありますが、
元気をだして行きましょう。 自分のためにもこのブログを書いているようにも思います
自分に言い聞かせるために
でも、私のブログを読んで元気がでたなんて遠くからメッセージをくれる人もいたりして
本当に嬉しいです。これからもいろいろなことを発信したいと思います。